2013年5月24日
木名句斎先生がやってくれました!未発見種コンプリート!(第11回)
> 木名句斎先生がやってくれました!未発見種コンプリート!(第11回)【トンボソウ】
今回は、林道を散歩しながら、次回に来る時の為に良い森はないか、軽く見るつもりでした。しかし、
今日の散歩に胡散句斎先生が顔を出していました。「沢に行きたい」というので、急遽、沢へ降りる事になりました。
その途中の林道を歩いていると、雑木林が出てきました。このエリアは、クモキリソウを発見した場所と結構
近いです。気になってる木名句斎先生、胡散句斎先生と中へ入りました。
すると、木名句斎先生が「これ、葉が細いみたいなんだけど、オオバ?」
と聞いてきました。このようなやりとりは数回あったので、オオバノトンボソウだろうとは思いましたが、
一応確認すると、紛れもなく、葉が細いです。これは・・・もしかして・・・トンボソウ!?
私自身、見つけた事がないランで、オオバノトンボソウばかり生えているので、いつか見つかるかもと思っていましたが、
一向に見つからず、しかも葉が一枚しかない子株はオオバでも葉が細い為、判別できません。
ですから、花を持つこの時期を選んで探さないと難しいです。
何度か確認しましたが、明らかに、近くに生えていたオオバノトンボソウと区別できます。木名句斎先生、グレート!!
ついに、木名句斎先生が未発見野生ランをコンプリート!!
私がクリアー出来なかった、未発見野生ランを木名句斎先生が先にコンプリートしたという事は、私と同レベルになった
と言っても良いではないでしょうか?これからも木名句斎先生の活躍に期待したいです。
ちなみに、胡散句斎先生は沢に降りると険しいので、帰り道を心配していました。
沢ではシュスラン、ミヤマウズラ、
ベニシュスラン、ヒメフタバランなどを発見する事が出来ました。
定番のコクランもあったので、胡散句斎先生と記念撮影。
胡散句斎先生と木名句斎先生は、沢のハヤ(ウグイ)やカエルに興味津々なようで、植物探しというより
自然を楽しんじゃっている感じです。
私もシュスラン属が生えるような土手のような所で、アワチドリのように、こうべを垂れているような葉が出ている株を見つけました。
一見するとオオバノトンボソウですが、葉は細くトンボソウのようでした。もう一つ、可能性はかなり低いですが、
ムカゴソウにも似ています。どちらにしても、開花すれば、どちらかと判別できるでしょう。
ともかく、初の未発見ランコンプリートでした。
今回の成果(コンプリート)
トンボソウ(未発見種)
コンプリート済み(再発見)※オオバノトンボソウは省略
ヒメフタバラン
コクラン
ミヤマウズラ
シュンラン
コクラン
ベニシュスラン