2013年6月23日

アワチドリとの再会(第13回)



アワチドリとの再会(第13回)
そろそろアワチドリの開花時期となりました。木名句斎先生は「ホントにあるの?」と心配していました。 ある文献や、ネット上では、自然界では絶滅したと記されているからです。

すごい崖です

しかし、アワチドリに関しては、「ガイド」していたくらいなので、見つける事は100%の自信が あったのですが、我々は望遠レンズなど持っていないので、少なくとも、7~8m以内の場所で見つけなければなりません。 川沿いの崖にあることが多いので、10m以上、高い所にあるなんてザラです。



良い写真を撮るには、できれば目の前くらいに咲いていれば最高なのですが、さすがにそれはキツイです。
とりあえず、以前、縄梯子でおっさんがぶら下がっていた場所を、橋の上から双眼鏡で探してみました。ポイントまで約30m くらい離れた所です。

すると、下から10m程の所にシランがパラパラと群生していて、花は終わっていました。しかし、そのシランの近くに 小さなピンク色の点が見えました。更にもう一つ、木名句斎先生が見つけました。ただ、草とは識別出来ません。
木名句斎先生は、「そうなんじゃね?」と。
ホントによくわかりませんが、シランの開花も終わっているし、何やらワクワクしているし、75%アワチドリだろうということで、 高さはありますが、下から撮影してみようと試みました。

そのポイントに行くには大変なのですが、地元の方の多大なるご協力により、ショートカットする事が出来ました。 ホントに有難いです。

目の前すぎ

そのポイントに向かう途中にも、アワチドリが自生しそうな岩盤があったので、慎重にチェックしていくと、ほぼ目の前に かなり大きめのアワチドリが咲いていました!(木名句斎先生と同時に発見!絶叫!)30年前には、自生地でなかなかお目に掛かれなかったサイズです。 見渡すと、次々と咲いている個体を発見し、木名句斎先生とプチ絶叫!
可愛すぎワロタ 小さい個体


見上げると、ちょっとした群生・・・と思ったら、なんと10株以上の群生もあるではありませんか!
すげー シンジラレナーイ

最高の一日となりました。



アワチドリ

今回の成果(コンプリート) アワチドリ

コンプリート済み(再発見)※オオバノトンボソウは省略
シラン
イワタバコ(ピンクの個体
ギボウシ











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